2009年6月25日

鉄スクラップ、国内相場3週連続上昇

 国内鉄スクラップ相場は、指標品のH2価格が2万3500―2万6000円前後と3週連続で上昇した。メーカー各社の入荷減などで6月2週目以降、上昇基調が続く国内相場だが、「強弱両含みの様相」(ヤード筋)と慎重な声も聞かれ始めた。

 東西とも一部の電炉メーカー買値が東アジア向け輸出価格を上回っていることに加え、異形棒鋼やH形鋼など製品市況が再び停滞しているためで、今後は「電炉各社の値上げピッチが鈍化、上げ一服に転じる可能性も出ている」(商社)。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社