2009年12月18日

アジア地区の冷延鋼板、需給タイト

 アジア地区で冷延鋼板の需給がタイト感を強めている。中国、韓国などで自動車、家電需要が好調に推移しているためで、日本の高炉メーカーへの引き合いも増加傾向。一部高炉メーカーでは冷延製造に必要な焼鈍工程の能力不足から、国内供給を絞り込む動きもある。

 こうした需給タイト感をテコに、高炉メーカーが進めている来期(1―3月)のアジア向け輸出商談では、10―12月期に比べ1月積みで40ドル程度の値上げが浸透している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社