2009年11月18日

薄板輸出、一部高炉 500ドル後半提示

 来年1―3月積みの高炉メーカーの薄板輸出商談が今週スタートした。一部高炉メーカーは韓国リロールメーカーなどに対してホットコイルで500ドル台後半の価格をオファーしたもよう。

 また冷延鋼板、表面処理鋼板についても10―12月積みに比べて数十ドルの値上げを行いたい考え。ただ高炉メーカー、海外ユーザー双方ともに、変動要因となっている中国・韓国ミルの動向などを見極めたいとの意向が強く、現状では前哨戦の色合いが濃い。本格的な交渉は12月に入ってからとなる見込み。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社