2009年10月20日

電線流通、6割が粗利益悪化

 関東圏の電線流通業者の6割強で、2009年度の粗利益率が前年度より低下しそうだ。関東電線販売業協同組合(田坂能彦理事長〔日美商事社長〕)が19日発表した組合員業態調査結果では、42社のうち27社が「09年度の粗利益率が前年度より下がる」と回答した。電線需要の大幅な縮小と銅地金価格の下落で、粗利益の実額はさらに多くの会社で落ち込む。10年度は一層の収益悪化が予想される。

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