2009年9月8日

鉄スクラップ、底入れムード強まる

 国内鉄スクラップ市況に底入れ気配が強まっている。東アジア向けの新規輸出契約価格が底値圏に突入したことに加えて、今月19日からの大型連休を控え、市中に先高への期待感が広がり、「鉄スクラップ入荷の停滞などが市況下落に歯止めをかけた」(商社)。

 8月下旬からは全国的に値下げが広がったものの、連休前後に必要な炉前在庫の確保へ向けて、電炉各社は再び鉄スクラップ買値の引き上げを余儀なくされそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社