2009年9月4日

三井金属、神岡の亜鉛鉱切り替え 資源枯渇に対応

 三井金属は全額出資子会社の神岡鉱業(岐阜県)で使っている亜鉛鉱石(精鉱)を、オーストラリアのセンチュリー鉱山から、住友商事が権益を保有するボリビアのサン・クリストバル鉱山などに切り替える。10年度から段階的にセンチュリー鉱の購入量を減らしていく。

 センチュリー鉱山は鉱石の枯渇を理由に2015年に操業を停止する予定で、神岡の亜鉛製錬にとっては新たな原料鉱石の調達先確保が課題になっていた。

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