2010年6月8日

東京地区 切板市況に上伸気配

 東京地区の切板市況は上伸気配を強くする。メーカーの値上げを受けて、シャーリング各社は切板価格への転嫁を急ぐ。市況は9万円台後半だが、5月中旬以降シャー各社が5000円程度提示価格を引き上げており、一部にはトン当たり10万円の成約も出始めた。在庫調整が進展したことで、在庫減らしのための安値受注も見られない。母材の先高観は依然として強く、市況を押し上げる要因となりそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社