2010年6月7日

佐藤商事、薄板加工 福島に集約

 佐藤商事は東北地区の薄板加工体制を再編する。福島支店(福島県田村市)に加工機能を集約するもので、9月をめどに福島支店のスリッター1基を新鋭機に更新するとともに、東北支店(岩手県北上市)からレベラー1基を移設し、コイルセンターとしてスリット・レベラーの両肺体制を整える。

 現在、両設備を設置するための第2工場(建屋面積3074平方メートル)を建設中で、7月末に完成する予定。10月には本格稼働に入る考え。更新するスリッターはSUMIKURA機械製で、最大板厚が従来から1・5ミリアップし、6・0ミリまで対応可能となる。加工サイズは板厚1・0―6・0ミリ、幅450―1524ミリ。

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