2010年5月7日

鉄スクラップ、大阪炉前4万円乗せ 東京横ばい

 国内鉄スクラップ市況が「西高東低」の様相を強めている。国内価格を大きく上回る輸出成約が見られないなか、大型連休を前に東京地区では電炉各社の入荷が回復、上げ一服ムードが強まった一方、大阪では電炉各社の値上げが集中。同地区電炉買値は指標品のH2が2008年以来となるトン4万円台に到達し、2カ月ぶりに大阪相場が東京を上回っている。

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