2010年1月29日

新日鉄・中計、世界で6000万トン供給/日・伯・東アの3極体制

 新日本製鉄の宗岡正二社長は28日、5―10年の間に世界で5000万―6000万トンの供給体制を整備する方針を明らかにした。

 2011年度を最終年度とする新中期経営計画を発表、大競争を戦い抜く「競争力基盤の強化」と「グローバル生産・供給体制の拡充」による新たな成長軌道の構築に取り組み、世界経済の回復をとらえて中長期的な利益成長の実現をめざしていく方針を打ち出した。

 総合力を結集して需要家ニーズに応える「総合ソリューション提案」を通じ、エネルギー・環境分野などの新しい需要にも的確に対応。総合力ナンバーワン企業にふさわしい企業体質と成長力・収益力を持つ、真の「グローバル企業グループ」の実現をめざす。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社