2010年7月26日

銅電線出荷8・2%増 建設・電販は低迷

 日本電線工業会は23日、国内電線メーカー約130社の2010年1―6月期の銅電線出荷量を、速報値で前年同期比8・2%増の33万977トン(銅量)と発表した。自動車と電機製品の生産回復に連動し、自動車用ワイヤハーネスや電子機器用電線、巻線を含む自動車部門と電気機械部門が大幅プラスとなる。

 一方、国内建設市場向けの建設・電販部門は物量減が続く。景気悪化前の08年1―6月期に比べると、各部門とも8割前後の銅量にとどまる。

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