2011年6月24日

関西条鋼流通、引き合い増加の兆し

 関西地区の条鋼類扱い特約店向けに、二・三次店、地方店からの在庫補充の引き合いが上向く兆しが出てきた。

 東日本大震災後に発生した仮需、前倒し発注が4月に入り一巡した後、二・三次店、地方店は発注を必要最小限に抑える対応を続け、地区需要は底ばった推移が続いた。5月下旬に至り、約2カ月にわたって発注を抑えてきた二・三次店、地方店の在庫も品薄感が強まってきたとして、発注増を予測する声も上がったが、5月以降、条鋼類市況の下落局面が続いたため、二・三次店、地方店の多くは様子見の購入姿勢を堅持。引き合いが上向くには至らなかった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社