2011年2月14日

大同特殊鋼、ステンレス棒鋼値上げ

 大同特殊鋼はニッケル系ステンレス棒鋼の契約価格について、2月契約分(4月出荷)から現行比10%引き上げる。主原料であるニッケルのLME価格が上昇しており、製品価格に転嫁する。同製品の値上げは昨年4月契約以来、10カ月ぶり。

 今回の価格改定は足元で高騰しているニッケル価格の水準までは織り込んでいない。今後上昇が続けばニッケル、クロムの価格動向に加え、スクラップなど他の原料価格の状況を踏まえ、価格改定を検討する。クロム系は据え置く。

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