2011年12月20日

鉛スクラップ、高値覚えで発生難続く

 鉛スクラップの発生難が長引いている。高値を覚えた手持ち筋の売り惜しみは、鉛相場が下落してから約3カ月に及ぶが、集荷情勢は一向に改善されていない。廃バッテリーや鉛管板などの上鉛スクラップの市中取引価格の下げ足も遅く、アンチモン入りは特に人気高が続く。一部の再生鉛では、電気鉛を上回る「親不孝相場」を示現するケースも出ている。

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