2011年11月4日
日本鉄鋼連盟は2日、9月の鉄鋼貿易実績を発表したが、普通鋼鋼材輸出は前年同月比8・7%減の224万3000トンと、2カ月ぶりに減少した。先月は半年ぶりに増加に転じたが、アジア市況の低迷の長期化、先進国での金融不安、新興国での景気減速、超円高などにより、再び減少傾向に入った。
鉄鋼原料の先安観からアジアの鋼材市況は泥沼の様相もあり、円高による採算難から、高炉メーカーの輸出姿勢は抑制気味、さらにタイの洪水影響も広がっており、しばらくは厳しい状況が続く見通しだ。
鉄鋼原料の先安観からアジアの鋼材市況は泥沼の様相もあり、円高による採算難から、高炉メーカーの輸出姿勢は抑制気味、さらにタイの洪水影響も広がっており、しばらくは厳しい状況が続く見通しだ。
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