2011年10月31日
粗鋼生産計画 10―12月、2期連続増 2821万トン
経済産業省が28日に発表した、2011年度第3四半期(10―12月)の粗鋼生産計画は、2821万トンと前期(実績見込み)比4・7%増え、2期連続で増加した。
リーマン・ショック後の最高値だが、タイの洪水影響は織り込まれてなく、欧米の経済不安や史上最高水準の円高と合わせて下振れする可能性もある。経産省では、「国内の鋼材在庫水準が高いこともあり、慎重な対応が求められる(塩田康一・鉄鋼課長)とし、需要動向を考慮した生産対応を重視した。
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