2011年8月8日

日鉄住金建材、仙台6インチライン復旧

 日鉄住金建材(増田規一郎社長)は5日、東日本大震災の津波で被災した仙台製造所(仙台市)の6インチラインの操業を再開した。仮設電源による試運転を進めてきたが、4日に東北電力の特別高圧送電が再開。順次操業度を上げ、10月までにフル稼働が可能な体制を整える。16インチラインは機能改善を合わせて行い、下期以降に立ち上げる予定。震災から約5カ月。設備復旧の第1ステップを越え今後、早期の全所復旧を目指す。

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