2011年8月1日
日本高周波の金型表面被膜処理技術、トヨタが正式採用
日本高周波鋼業は29日、表面被膜処理の新商品「マカオンコート/KS―G」が、トヨタ自動車本社工場のシャシー部品加工用のプレス金型に正式採用されたと発表した。
780メガパスカル以上の高張力(ハイテン)鋼板の成形に必要な耐摩耗性、耐面圧性、耐熱性に優れていることに加え、表面被膜処理時にも寸法変化を起こしにくい特殊なPVD処理であることが採用の決め手となった。今回の採用を機に、同社ではグループを挙げてプレス金型の一貫サポート体制強化を推進する。
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