2011年7月4日

銅スクラップ、輸出2万トン割れ=発生低迷・放射線問題

 財務省がまとめた5月の貿易統計によると、銅スクラップ輸出量は前年同月比4・7%減の1万9494トンで、昨年6月以来11カ月ぶりに2万トンを割り込んだ。東日本大震災後の国内発生量が減ったのに加え、放射線問題で中国向け貨物が荷揚げ拒否される事例の発生を受けて輸出各社が慎重姿勢を強めたためだとみられる。

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