2012年6月4日

銅スクラップ、荷動き一層鈍く 発生薄でタイト化懸念も

 6月積み銅建値が5カ月ぶりの安値となるトン63万円に続落したことで、銅スクラップ市況は荷動きが一段と鈍化しそうだ。相場下落を受け、売り手の末端・仲間のスクラップ取扱業者は見送りムード。一方、買い手の原料問屋は在庫の評価損が膨らんでいる上、メーカーの原料需要が低迷しており、高値で集荷する余力はない。銅価低迷が続けば、今後は発生薄による需給のタイト化も懸念される。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社