2012年5月14日

鉄スクラップ、中・韓の自給率上昇 日本輸出に影響

 韓国と中国で鉄スクラップの自給率が上がり、日本の鉄スクラップ輸出に影響を及ぼす可能性が高まってきた。韓国は2020年に自給率が90%を超え、中国は11年時点で鉄鋼備蓄が50億トンと急増し、回収次第ですでに自給できる状況。5―10年先には、日本鉄スクラップの2大輸出先である両国の輸入が縮小することになる。

 日本の輸出業者の間では、「新たな輸出先を探す必要がある」(大手鉄スクラップ業者首脳)と危機感が広がりつつあり、東南アジアなど販路の開拓を迫られそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社