2012年1月11日

大同特殊鋼、製鋼合理化に200億円 知多工場

 大同特殊鋼は約200億円を投入し、知多工場の一次工程への戦略投資として、製鋼プロセスの抜本的な合理化を実施する。

 自動車用高機能構造用鋼、特殊ステンレス鋼、高合金など特徴ある製品は、継続的な成長が見込まれる東アジア市場に対して供給可能なメーカーが限られるため、今後とも日本でのモノづくりが競争力を保つことができる製品と位置づけ、「代替生産が困難なオンリーワン/ナンバーワン製品」の生産能力向上と、コスト改革の両立を目指す。

 具体的には製鋼プロセス整流化と150トン大型電気炉を導入し、それに伴う第1連続鋳造ラインを150トンに対応させる。2013年秋の稼働開始を見込んでいる。

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