2024年12月19日

自動車用鋼板データ解析 JFE西日本で運用開始 他地区・品目に横展開へ

JFEスチールは18日、自動車用鋼板を対象に製造工程の操業データおよび品質データを収集して品質に対する操業の影響を解析する仕組みとなる多工程一貫品質データ解析システム「ジャストクワッド(J―astquad)」を構築し、自動車鋼板の製造拠点である西日本製鉄所(福山地区)で運用を開始したと発表した。自動車用鋼板の安定製造や品質管理業務のためのDX基盤技術の一つとなるもので、2018年から約6年を掛けて実用化した。今後、同じ自動車用鋼板の拠点である東日本製鉄所(千葉地区)や西日本製鉄所(倉敷地区)への展開を計画しているほか、今回のシステムを応用した同様な多工程一貫管理システムを厚板や鋼管などでも予定している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社