2024年10月8日

普電工 24年度需要下振れリスク 物流意見交換進める

 普通鋼電炉工業会の渡辺敦会長(JFE条鋼社長)は7日、都内の鉄鋼会館で会見を行った。渡辺会長は鉄筋用小形棒鋼市場について、「2024年度の国内向け出荷数量は前年度比3・5%減の635万トンと予測したが、4―8月実績は酷暑影響を受けた8月の大幅減が響き、前年同期比4・6%減の263万トンと予測値を下回っている。大型建築案件の工期延期や中小建築案件の中止、大型案件でのRC造からS造へのシフトもあって、着工統計もマイナスで推移している」と分析した。

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