2024年9月19日

中部鉄源協議会、共同入札に向け説明会 24社49人参集

鉄スクラップの共同在庫入札を実施する中部鉄源協議会(会長=小澤広多・不二商事専務)は18日、名古屋市中村区のTKP名鉄名古屋駅カンファレンスセンターで、来月11日の第1回入札からスタートする、共同在庫入札に関して説明会を開催した。当日は商社に大手ディーラー含め24社、49人が参集した。

冒頭、あいさつに立った小澤会長は「かねて新断の共同在庫入札の実施を構想していたところ、自身の名古屋鉄源会会長就任を機に、愛知県内の4鉄源会との対話を経て今月、協議会の発足となった。名古屋港を使用する都合から愛知県内の鉄源会に声かけしたが、浜松など他地区からの参加を受け入れる準備もある。今回は国内メーカーも購入が可能な点が最大の特長。会員企業の参加も自由意思で、需要家に最大限配慮した形となっており、ご参加の方々の立場ではさまざまな戦略が考えられると思う。良い案件でつないでいただくことで、当地区の新断の評価が高まり、協議会が盛り上がるよう支えていただければ幸いだ」と話した。

その後は来月実施の第1回入札の案内、新断検収規格について、船積みなど経費について、札入れ―落札―契約―荷積み完了―支払い決済処理までの流れ、などを詳しく説明。質疑応答も行われた。

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