2024年9月5日

鉄スクラップ2カ月続落 下げ幅8000円、荷止め広がる

国内の鉄スクラップ相場がこの2カ月続落しており、指標品のH2で下げ幅はトン8000円(15・4%)に及ぶ。7月は為替が円高に振れたことで輸出価格を押し下げ、8月以降は電炉メーカーの炉休や台風による配船遅れが重なり需給が緩和した。本紙調べによる日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区電炉メーカー購入価格、H2)は4日時点でトン4万5300円。輸出価格が先行して下落しており、一部流通でFASトン4万円を織り込み始めた。





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