2024年8月21日

ASEAN 鉄鋼能力過剰に警戒感 製鉄所新設続き30年に倍増

ASEANでは鉄鋼の能力過剰への警戒感が強まっている。中国企業などによる新製鉄所建設の計画が続き、2030年までにASEAN域内の粗鋼生産能力は現状の2倍強の1億8250万トンに増えると東南アジア鉄鋼協会は予想する。同協会のヨウ・ウィ・ジン事務局長は「ASEANの鉄鋼業界の能力過剰は差し迫った脅威だ」と指摘。ASEANで多くのプロジェクトが動き出すとみて国内外に過剰能力への対応を求めている。

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