2024年5月31日

JFE、表層硬さ低減鋼管出荷 天然ガス輸送向け

JFEスチールは30日、東南アジアのサワーガスを輸送するパイプラインプロジェクト向けに「表層硬さ厳格仕様サワーラインパイプ用UOE鋼管」8万6000トンを初めて製造し、出荷したと発表した。硫化水素を含む天然ガスのサワーガス輸送パイプラインは極表層の硬化部に発生する硫化物応力割れを防ぐため、従来より極表層の硬さを低く抑える必要性があり、西日本製鉄所(福山地区)の制御冷却技術「Super―OLAC―A」で全面にわたり表層硬さを低減した鋼板を製造。電磁気特性から硬さを精緻評価する測定装置を導入し、鋼板表面全面の硬さ保証が可能な「表層硬さ厳格仕様サワーラインパイプ用UOE鋼管」を開発した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社