2024年5月17日

東邦チタ、新工場計画加速 候補3カ国

東邦チタニウムは、スポンジチタン新工場建設について、年内の意思決定を目指す。年産1万5600トンを有する若松工場(北九州市若松区)に近い能力を想定。立地は日本国内、北米、サウジアラビアの3案が候補だ。投資の条件は販売数量の安定と適正価格の維持を挙げ、チタン事業部副事業部長の中嶌健執行役員は「経済合理性の担保を顧客と約束できれば増強の大きな判断材料になる」と説明した。

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