2024年2月7日
日鉄・君津の水素還元試験炉 CO2排出量33%削減 世界最高水準
日本製鉄は6日、東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)の水素還元試験炉(内容積12立方メートル)において、加熱した水素を使ってCO2(二酸化炭素)を削減するスーパーコース(SuperCOURSE)50技術の開発試験で、世界最高水準となる高炉本体からのCO2排出量33%の削減効果を確認したと発表した。昨年11月から12月に実施した試験によるもので、昨年8月に公表した削減効果22%を大きく更新した。日鉄ではさらに実証試験を進め、大型高炉でのCO2排出量50%削減を目指すスーパーコース50技術を早期に確立させたいとしている。
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