2023年12月19日

JFE溶接鋼管・スリーケー製造所 統合6年 収益基盤着々と 生産量、緩やかに回復

 JFE溶接鋼管で小径電縫鋼管を製造するスリーケー製造所(伊勢原工場・磐田工場)の生産量が緩やかに回復している。自動車生産の回復に伴い、エンジンや足回り、ステアリングなどの自動車部品向け需要の戻りを受けて、月間生産量はコロナ禍でのボトム1700トンから足元では2200トンと3割回復。2020年9月に伊勢原工場の1ラインを休止し設備集約した効果もあり、両工場の4ラインはフル生産に近い状況となっている。2020年から導入した製造・販売における基幹システムの統合効果や製造所間の交流を通じて、同社の収益基盤は17年の会社統合から着実に整いつつある。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社