矢崎エナジーシステム タイ工場にアルミ炉新設

矢崎エナジーシステム（本社＝東京都港区、矢﨑航社長）は、タイの電線製造拠点の一つであるタイ矢崎電線・スワンナプーム工場の敷地内に、新たにアルミ炉を建設する計画だ。近年、タイ地域で旺盛になりつつあるアルミ製品の需要を捕捉するのが狙い。タイの電力事業を中心に、一部は自動車用アルミ電線向けにも供給する方針だ。アルミの月間生産能力は現状の850トンから2500トンに向上する。2024年の着工を予定しており、早ければ26年ごろの稼働を目指す。