2023年10月6日

日本の鉄鋼輸出先コロナ前後で変化 米欧印向け堅調、中国大幅減 東南ア向けは濃淡

日本の鉄鋼の輸出先が近年に大きく変化している。高い経済成長が続くインドや強い景気を持続する北米、鉄鋼の高値を保つ欧州向けなどが増加傾向を示す一方、中国向けがとりわけ大きく減っている。国内需要に合わせて生産能力を削減する高炉各社は海外の経済や採算性、鉄鋼の自国産化の動向を見て輸出の量を抑えつつ、向け先を調整している。事業の成長には海外市場の獲得が必須だが高炉各社の採算重視の姿勢は固く、海外拠点の強化と効果的な輸出によって市場を捉える動きをより強めそうだ。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社