2023年7月21日

中国の鉄スクラップ戦略(上)/脱炭素対応で重要性増す/調達強化へ先物上場検討

資源安全保障の強化や脱炭素化への対応が求められる中国の鉄鋼業界にとって、鉄スクラップの重要性が増している。足元はスクラップ価格が高水準にあることから、鉄スクラップの消費量や全粗鋼生産に占める電炉鋼の比率は前年同期の実績を下回っているが、中長期的には二酸化炭素(CO2)排出削減に向けて鉄スクラップを原料とする電炉鋼の比率は高まるとみられている。鉄鋼メーカーや業界団体は鉄スクラップの調達や活用に向けた取り組みに一段と力を入れている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社