2023年7月12日

特殊鋼労使懇開く 宮本・山特鋼社長 4課題を説明

特殊鋼労使懇談会が11日に東京・鉄鋼会館で開催され、特殊鋼専業メーカー6社(大同特殊鋼、愛知製鋼、三菱製鋼、日本高周波鋼業、東北特殊鋼、山陽特殊製鋼)の社長と労働担当役員、日本基幹産業労働組合連合会幹部や各社の労働組合委員長が出席した。

労使懇談会では幹事会社である山陽特殊製鋼の宮本勝弘社長が「特殊鋼業界の現状と今後の課題」を説明。第1の課題として「安全への取り組み」を挙げ、「若手からベテランまでが自分自身、そしてともに働く仲間を守るために取り決めたルールを守り、守らせる文化を確立しなければならない。立場を超えて活発にコミュニケーションできる風土づくりも欠くことができない」と述べた。

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