2023年3月1日
日本製鉄の床システム技術 鉄骨小梁の耐火被覆削減 最大100%
日本製鉄は28日、竹中工務店と共同で鉄骨小梁の耐火被覆を最大100%削減する床システムの耐火設計技術を確立し、2件のプロジェクトに適用したと発表した。大梁・小梁・縦横に鉄筋が配置されたコンクリート床で構成される鉄骨造建物の床システムに適用する。床システムの耐火被覆の施工面積を最大で約7割まで低減。使用材料の削減や工期の短縮につながり、建築工事での環境負荷の低減と生産性を向上できる。床システムを構成する鉄骨小梁の耐火被覆を合理化した耐火建築物として国土交通大臣の認定を国内で初めて取得した。
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