2023年1月25日
国内鉄スクラップ市況 堅調も春節後不透明 海外は硬軟入り交じる
国内の鉄スクラップ市況は堅調感を保ちながら中国の春節(旧正月)期間に入った。1月下旬に関東地区の相場が品薄によって小幅上昇し、他地区も堅調推移する。日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区電炉のH2購入価格平均)はトン当たり5万200円(382ドル)前後で、1月中旬に1500円上昇してから1週間以上横ばいだ。海外は、トルコ向けが下落する一方でアジア諸国などが買いを強めるなど硬軟入り交じる展開で、春節期間が明ける30日以降の国内市況の見通しを難しくしている。
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