2022年11月4日

日本の特殊鋼/世界に誇る技術の粋/29/技術の源泉・現場力を探る/愛知製鋼・鍛造工場/鍛鋼一貫のマザー工場

愛知製鋼の鍛カンパニー(愛知県東海市、近藤徹夫経営役員・鍛カンパニープレジデント)の鍛造工場は、特殊鋼製造の知多工場と並ぶ同社の基幹事業拠点。海外拠点のマザー工場の役目も担う。豊田自動織機製作所内に自動車部(現トヨタ自動車)、製鋼部が設置され、製鋼部が独立して豊田製鋼(1940年、現愛知製鋼)として出発。創業の精神「よきクルマは、よきハガネから。」の下、自動車生産の技術向上とともに発展、拡大し、国内最大、世界でも3位の鍛造品生産量を誇る。“鍛鋼一貫"のモノづくりを掲げ、製鋼から圧延、鍛造、部品の各技術を集積し、製品の高機能化、需要家の工程省略に貢献し続け、自動車電動(EV)化に伴う大変革への挑戦も進めている。




 

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社