2022年10月26日

工作機械受注4―9月 過去2番目水準8956億円

日本工作機械工業会(会長=稲葉善治・ファナック会長)が24日発表した4―9月の受注確報によると、工作機械受注額は8956億3000万円(前期比1・5%増、前年同期比14%増)と増加した。前期比、前年同期比とも4四半期連続増となった。2四半期続いての8000億円超で、過去3番目、上期としては過去2番目の高水準を記録した。内外需とも伸び、半導体製造装置や自動車EV化などが設備投資を押し上げた。稲葉会長は「22年見通しの1兆7500億円の達成は確実。特段のリスクが顕在化しない限り、大崩れはない」と工作機械市場での堅調な需要は今後も続くと予測した。

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