2022年10月26日

鉄連会長会見 下期需要 海外動向が焦点

日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は25日、東京・茅場町の鉄鋼会館で会見を開き、下期の需要について「自動車生産は回復基調にあり、国内はさほど心配はしていないが、鋼材輸出が減っており、中国や韓国、ASEANの経済の回復が下期の需要を決める大きなポイントとみている」と海外市場の動向が焦点とし、「ASEANの熱延市況は底を打ったようだが上昇カーブには至らず、鋼材需要はまだ弱い。下期の需要は楽観できず、注意して見る必要がある」と強調した。





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