2022年10月17日

特金スクラップ/値決め方式再び混乱/円安背景に輸出模索も

 特金スクラップの値決め方式をめぐって再び混乱が生じている。ニッケルの価格指標が約半年ぶりに上向き、塩漬け玉を含めて売り意欲は高まっている一方、国内ステンレスメーカーは仕入れ相手によって購入条件を引き下げ。売り手は安値成約に応じざるを得ない状況だが、円安を背景に輸出向けに売却する構えを見せており、市中相場にバラつきが出ているもようだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社