2022年9月12日

8月鍛圧機械受注19%増 板金系は16カ月ぶり減

 日本鍛圧機械工業会が8日発表した、2022年8月分受注実績は281億円で前年同月比19・1%増と増加、2カ月ぶりに前月を上回った。板金系は21年4月以来、16カ月ぶりに減少したものの、プレス系がプラスとなり、増加につながった。サプライチェーンの混乱で一部部品での品薄感が広がり、長納期化が進むほか、円安による原材料高騰、ウクライナ情勢により、不透明感が強まるが、当月は伸展した。国内は鉄鋼が同30倍増と伸び、自動車も高い伸び率を示し、けん引した。中国、北米、東南アジアが好調で輸出を押し上げた。

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