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2024.11.27
2022年9月6日
大手アルミ溶湯メーカーの豊栄商会(本社=愛知県豊田市、樹神康之社長)はこのほど、碧南工場(愛知県碧南市)を拡張してアルミ二次合金インゴット専用工場を新設した。11月から本格稼働を開始する。生産ラインのデジタルトランスフォーメーション(DX)化や独自開発技術の導入を進め、多様化するユーザーニーズに即応可能な生産体制の構築を目指す。総投資額は約8億円(用地取得費用除く)。
日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 同社は国内最大級のアルミ溶湯メーカーで、直近のアルミ溶湯生産量は月間9000―1万トン。ユーザーニーズの多様化に伴い、インゴットでの供給も開始。一般的な5キロ塊だけでなく、2・5キロ塊や200グラム塊、吊り下げ式インゴットなど多様な製品ラインナップをそろえる。直近のインゴット生産量は月間平均1000トンレベルまで拡大してきた。
今回、インゴットの生産能力増強を目的に、碧南工場隣接地に2963平方メートルの用地を取得。6月に建屋(建屋面積2448平方メートル)、7月に2・5キロ塊連続鋳造ラインを新設した。連続鋳造ラインには、圧力の加減でアルミ溶湯の注湯量を調節できるALサーブショットシステムを導入。2・5キロ塊と5キロ塊をロボットが自動的に選別、結束する自動結束機も設置し、作業時間と効率性を大幅改善した。
10月末までには既存の5キロ塊ラインと200グラム塊ラインを新工場に移設予定。11月から全3ラインで本格稼働を開始する。数年内を目標にインゴット生産を月間3000トンレベルまで拡大させる。
事務所棟はバリアフリーとし内部はスタイリッシュなデザインを採用。事務所はフリーアドレスオフィスとし従来の工場オフィスのイメージを一新した。今後は身体障害者や女性のオペレーター採用を積極的に進めダイバーシティ経営の実現にもつなげていく考え。
日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 同社は国内最大級のアルミ溶湯メーカーで、直近のアルミ溶湯生産量は月間9000―1万トン。ユーザーニーズの多様化に伴い、インゴットでの供給も開始。一般的な5キロ塊だけでなく、2・5キロ塊や200グラム塊、吊り下げ式インゴットなど多様な製品ラインナップをそろえる。直近のインゴット生産量は月間平均1000トンレベルまで拡大してきた。
今回、インゴットの生産能力増強を目的に、碧南工場隣接地に2963平方メートルの用地を取得。6月に建屋(建屋面積2448平方メートル)、7月に2・5キロ塊連続鋳造ラインを新設した。連続鋳造ラインには、圧力の加減でアルミ溶湯の注湯量を調節できるALサーブショットシステムを導入。2・5キロ塊と5キロ塊をロボットが自動的に選別、結束する自動結束機も設置し、作業時間と効率性を大幅改善した。
10月末までには既存の5キロ塊ラインと200グラム塊ラインを新工場に移設予定。11月から全3ラインで本格稼働を開始する。数年内を目標にインゴット生産を月間3000トンレベルまで拡大させる。
事務所棟はバリアフリーとし内部はスタイリッシュなデザインを採用。事務所はフリーアドレスオフィスとし従来の工場オフィスのイメージを一新した。今後は身体障害者や女性のオペレーター採用を積極的に進めダイバーシティ経営の実現にもつなげていく考え。
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