2022年8月17日

廃バッテリー 争奪戦収束で荷余り懸念

鉛リサイクル原料の廃バッテリー(使用済み鉛蓄電池)の集荷競争がほぼ収束した。中東やアフリカの発生物を巡って韓国やインドの有力二次精錬国が争奪戦を繰り広げていたが、今年に入り両国の調達が急減。一転して荷余り懸念が浮上してきた。車載電池のリチウムイオン電池(LiB)へのシフトが考えられるが、精錬した鉛地金需給の緩みが大きな背景にあるようだ。





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