2022年5月18日

神戸製鋼 脱炭素鋼ブランド化 100万トン単位の供給目指す

神戸製鋼所は17日、高炉法の鋼材の二酸化炭素(CO2)排出量を大幅削減したブランド、コベナブル・スチール(Kobenable Steel)を発表した。還元鉄を多用する独自技術で削減したCO2を片寄せることで、CO2排出ゼロのコベナブル・プレミア、従来比半減のコベナブル・ハーフの2種を発売する。海外に事例はあるが、外部認証を取得した商品化は日本初。従来より割高なため、割増金のプレミアムを上乗せする。当初数量はわずかだが、供給網全体を低・脱炭素化する需要家の要請にいち早く選択肢を提示。2030年に向けて100万トン単位に供給量を拡大するシナリオを描く。





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