2022年4月19日

ウインファースト 細物異形棒1万円上げ12万円に

 三興製鋼と向山工場の細物異形棒鋼共同販売会社、ウインファースト(本社=東京都千代田区、社長=向山敦・向山工場副社長)は細物異形棒鋼の販売価格について、4月20日契約分からトン当たり1万円引き上げ、同12万円とする。主原料・鉄スクラップ価格や各種コストが大幅に上昇しており、現行の適正なメタルスプレッドは「トン当たり5万円以上になる」(向山社長)と判断。同社は大幅な追加値上げに踏み切り、適正なメタルスプレッドを確保する。同12万円の販価は08年9月契約分の同12万5000円に次ぐ過去2番目の水準になる。

スポンサーリンク