2022年3月11日

鉄産懇 市場変動への対応重視 中村会長、ウクライナ情勢受け

鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は10日開催の会議後に「ロシア・ウクライナ情勢によって資源・エネルギー価格が軒並み上昇している。ウクライナの現地鉄鋼ミルが操業を停止し、経済制裁によってロシアのEU向け鋼材輸出の停止や黒海海上貿易の停滞で国際鉄鋼需給はタイト化が想定される。経済産業省と連携して動向を注視し、起こり得る変化に対して適切な対応を取る必要がある」と語り、激しい市場の変動への備えを求めた。

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