2022年2月18日

逆流する鉛/(上)/EV時代告げる中国の放出/需要ピークアウト、前倒しか

 車載用電池の鉛蓄電池からリチウムイオン電池(LiB)へのシフトがいよいよ鮮明になってきた。EV(電気自動車)市場はもはや世界の新車生産を下支えするほど存在感を高めている。2020年代半ばと目されていた鉛需要のピークアウトが前倒しされ、鉛の商流にも国内外で変化が起き始めており、それは10年代の「逆流」というべき現象となりつつある。EV時代の到来を迎え、岐路に立たされている鉛需給の展望を探る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社