2022年2月3日

軽金属素材の展望/熊井真次・軽金属学会会長に聞く/期待される環境負荷低減

軽金属学会は昨年70周年を迎えた。2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの中で、輸送機の軽量化などアルミニウムとマグネシウム、チタンといった軽金属が果たす役割は非常に大きい。熊井真次会長(東京工業大学教授)に軽金属素材の展望について聞いた。

――軽金属学会と軽金属が社会で果たす役割について。

 「軽金属学会が今後も社会に恵みをもたらす『恵金属学会』として発展し、創立100周年を迎える2051年には、皆さんで祝えるよう『慶金属学会』に育っていることを願っている。軽金属は物理的に軽いという利点に加えて、今後は環境負荷にとっても軽いという特長にますます社会の期待が集まるだろう」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社