2022年1月31日

銅スクラップ輸出 14年ぶり40万トン超

財務省の貿易統計によると、2021年の銅スクラップ輸出量は前年比10%増の40万2887トンとなり、07年(42万2903トン)以来14年ぶりに40万トンを超えた。中国向けが20年11月の輸入数量制限撤廃により大幅に増加。雑電線の主要な輸出先のマレーシア向けは昨年7月からの輸出前審査強化の影響を受け昨年後半より数量を落としたが、中国向けの堅調さがこれを上回った。その他の主要な輸出先では、台湾と香港が増加した。輸出単価はキロ638円で、前年を271円上回った。





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